実際に屋根の上に登って計算する方法

実際に屋根の上に登って「屋根投影平面積」を測り、勾配伸び率を用いて計算する方法があります。計算式は、「屋根投影平面積×勾配伸び率＝屋根面積」です。

屋根投影平面積とは、通常屋根は傾いていますが傾きを考えない平面の面積のことです。屋根の上に実際に上がるため、通常は業者が使う方法でもあります。

図面を見ながら計算する方法

図面を見ながら屋根投影平面積を測り、勾配伸び率かける方法です。計算式は上述したものと同じ「屋根投影平面積×勾配伸び率＝屋根面積」です。図面から屋根投影平面積の計算法は、「床面積＋軒の面積」となります。こちらの方法も業者使う方法です。

一階の床面積から計算する方法

一階の床面積から計算する方法もあります。計算式は「一階の床面積×1.5＝屋根面積」です。

瓦屋根の場合の求め方は、「瓦屋根の枚数÷53＝屋根面積（坪）」です。例えば、瓦の枚数が2,650枚であれば、2,650÷53＝50となるので、屋根面積は50坪（165.2平方メートル）となります。

また、ご自宅の屋根が折板屋根の場合は「一階の床面積×1.7＝床面積」で求めてください。

屋根修理の見積もり料金がばらつく理由1.業者によって単価が違う

屋根修理のための足場を組む費用や職人の人件費などが、業者によって違います。その他にも、修理に使う材料の素材が家の構造によって違うため、料金にばらつきが出ます。

屋根修理の見積もり料金がばらつく理由2.屋根の破損の進行状態によって費用が違う

同じような場所でも、破損状態によって修理の仕方が異なります。全体的に修理するのか、部分的に修理するのかによっても料金が違ってくるのです。

屋根修理の見積もり料金がばらつく理由3.修理する箇所の広さの違い

屋根修理の箇所が部分的なのか、それとも全体的に修理しなければならないのかで、修理の方法が変わってきます。修理方法が変われば、料金に違いが出てくるということです。

屋根修理は破損状況によって、業者から掲示される修理方法が違います。そして、修理方法や人件費・材料の数量算出の仕方・材料費のすべてが、業者によって単価設定が違うのです。そのため、業者によって見積もり料金にばらつきが生じてくることがあります。

業者を選ぶ際には、適正な価格で、アフターケアもしっかりとしてくれる信用のできる業者を選ぶようにしましょう。